sorae
By: 株式会社sorae
Language: ja-JP
Categories: Science, Astronomy
「sorae(そらえ)」は宇宙に関する最新情報や最先端の技術情報のニュースを配信しています。「sorae」という名前には、「宇宙へ行きたい」「宇宙を知りたい」「空を飛びたい」、「夜空の星を眺めたい」など、読者の「そら」に対する憧れや希望、知的好奇心に応えたいという想いが込められています。
Episodes
JAXAが「みちびき」5号機搭載の「H3」ロケット8号機打ち上げ日時を決定
Dec 15, 2025「JAXAが「みちびき」5号機搭載の「H3」ロケット8号機打ち上げ日時を決定」 JAXA=宇宙航空研究開発機構は2025年12月15日、内閣府の準天頂衛星システム(QZSS)「みちびき」の測位衛星「みちびき」5号機(QZS-5)を搭載する「H3」ロケット8号機の打ち上げ日時が決定したと発表しました。H3ロケット8号機の打ち上げ日時は、日本時間2025年12月17日11時10分00秒となります。打ち上げ予備期間は2025年12月18日~2026年1月31日です。みちびき5号機とH3ロケット8号機については、以下の記事をご参照ください。
Duration: 00:00:47スペースワン、「カイロス」ロケット3号機を2026年2月に打ち上げ予定
Dec 15, 2025「スペースワン、「カイロス」ロケット3号機を2026年2月に打ち上げ予定」 スペースワン株式会社は2025年12月15日付で、同社の「カイロス(KAIROS)」ロケット3号機の打ち上げ予定日時を発表しました。同社のプレスリリースによると、カイロス3号機の打ち上げ予定日は日本時間2026年2月25日、打ち上げ時間帯は11時00分~11時20分です。打ち上げ予備期間は2026年2月26日~2026年3月25日となります。カイロス3号機のペイロードは以下の小型衛星で、高度約500kmの太陽同期軌道に投入される予定です。
Duration: 00:00:45アクセルスペースの軌道離脱装置「D-SAIL」搭載の小型実証衛星4号機 2026年末ごろ軌道上実証へ
Dec 15, 2025「アクセルスペースの軌道離脱装置「D-SAIL」搭載の小型実証衛星4号機 2026年末ごろ軌道上実証へ」 小型衛星の開発・運用を手がける株式会社アクセルスペースは2025年12月15日、同社が開発した膜面展開型デオービット機構「D-SAIL」が搭載された小型実証衛星4号機「RAISE-4」が、アメリカ企業Rocket Lab(ロケットラボ)のロケット「Electron(エレクトロン)」で日本時間2025年12月14日に打ち上げられたと発表しました。D-SAILは、運用終了後の衛星が軌道上に残存する期間を短くすることを狙った軌道離脱装置です。面積約2m²、薄さ数十ミクロンの膜面を展開し、軌道上にわずかに存在する大気の抵抗を利用して高度を徐々に下げ、大気圏再突入を促すとしています。同社は、RAISE-4でのD-SAIL実証を打ち上げから約1年後となる2026年末ごろに実施する予定で、D-SAILにとって「軌道上で初めての実証機会」になると説明しています。
Duration: 00:01:08JAXAが「みちびき」5号機を搭載した「H3」ロケット8号機の打ち上げ予定日を再設定 12月17日に打ち上げへ
Dec 13, 2025「JAXAが「みちびき」5号機を搭載した「H3」ロケット8号機の打ち上げ予定日を再設定 12月17日に打ち上げへ」 JAXA=宇宙航空研究開発機構は2025年12月13日、内閣府の準天頂衛星システム(QZSS)「みちびき」の測位衛星「みちびき」5号機(QZS-5)を搭載する「H3」ロケット8号機の再設定された打ち上げ予定日を発表しました。JAXAによると、H3ロケット8号機の打ち上げ予定日および時間帯は、日本時間2025年12月17日(水)11時00分~12時00分、打ち上げ予備期間は2025年12月18日~2026年1月31日です。当初、H3ロケット8号機は2025年12月7日に打ち上げられる予定でしたが、ロケット2段目の搭載機器のひとつであるIMU(慣性センサユニット、慣性計測装置)に確認が必要な事象が認められたため、JAXAは12月3日に打ち上げを延期すると発表していました。
Duration: 00:01:08NASAの火星探査機「MAVEN」信号が途絶える 今年で火星到着から11年
Dec 12, 2025「NASAの火星探査機「MAVEN」信号が途絶える 今年で火星到着から11年」 NASA=アメリカ航空宇宙局は2025年12月9日付で、火星探査機「MAVEN(メイブン)」からの信号が途絶えたことを明らかにしました。NASAによると、MAVENが2025年12月6日に地球から見て火星の裏側へ回り込んだ後、NASAのディープスペースネットワーク(DSN、深宇宙通信網)は裏側から出てきたはずのMAVENからの信号を捕捉できませんでした。火星の裏側へ回り込む前のMAVENのテレメトリーデータはすべてのサブシステムが正常に動作していたことを示していたといい、状況に対処するために運用チームが調査を進めているということです。
Duration: 00:00:46Space CompassとギリシャのHellas Sat、衛星間光通信ネットワーク相互接続に向け覚書を締結
Dec 11, 2025「Space CompassとギリシャのHellas Sat、衛星間光通信ネットワーク相互接続に向け覚書を締結」 株式会社Space Compassは2025年12月11日、衛星通信事業者のHELLAS SAT Consortium Limited(Hellas Sat)と、衛星間光通信ネットワークの相互接続に向けた協力に関する覚書を締結したと発表しました。両社は、高速・大容量な衛星間光通信ネットワークの普及には、国や事業者の枠を超えてネットワーク同士を接続できる相互運用性の確立が重要だとしています。今後は静止軌道衛星などを活用した軌道上での技術検討や実証のあり方について協議を進めます。Space Compassは欧州宇宙機関(ESA)とも衛星間光通信ネットワークの相互運用性に関する覚書を締結しており、Hellas Satとの取り組みと並行して、「宇宙統合コンピューティング・ネットワーク」構想の実現を目指すとしています。
Duration: 00:01:04スカパーJSAT、スペースXと次世代衛星2機の打ち上げ契約 「Superbird-9」含む3機を2027年以降順次打ち上げ
Dec 10, 2025「スカパーJSAT、スペースXと次世代衛星2機の打ち上げ契約 「Superbird-9」含む3機を2027年以降順次打ち上げ」 スカパーJSATホールディングスは2025年12月8日、100%子会社のスカパーJSAT株式会社が、次世代通信衛星「JSAT-31」「JSAT-32」の打ち上げサービスについて、アメリカ企業SpaceX(スペースX)をパートナーに選定し、契約を締結したと発表しました。すでに打ち上げ契約が結ばれている「Superbird-9」とあわせて、次世代衛星3機を2027年から順次打ち上げる計画です。発表によると、「JSAT-31」と「Superbird-9」はフルデジタルの通信ペイロードを搭載した「フレキシブル衛星」と位置づけられており、打ち上げ後も軌道上で通信エリアや伝送容量を柔軟に変更できる設計になっています。日本を含むアジア太平洋地域を対象に、15年以上にわたって大容量かつ柔軟性の高い衛星通信サービスを提供する計画です。いっぽう、JSAT-32はKaバンドの通信容量を大幅に増強する役割を担います。現在スカパーJSATが保有する17機の静止軌道衛星で提供してきた通信容量を、3機の次世代衛星の導入によっておおむね倍増させることが可能になるとしています。これにより、航空機内インターネット接続や安全保障分野など、拡大するモビリティ向け需要に対して、マルチバンドでより効率的な通信サービスを提供していく方針です。
Duration: 00:01:45ロシアの宇宙船「ソユーズMS-27」が帰還 3名が8か月間のISS滞在を終える
Dec 09, 2025「ロシアの宇宙船「ソユーズMS-27」が帰還 3名が8か月間のISS滞在を終える」 日本時間2025年12月9日、3名の宇宙飛行士が搭乗したロシアの宇宙船「Soyuz MS-27(ソユーズMS-27)」が、ISS=国際宇宙ステーションを離れて地球へ無事帰還しました。帰還したのはRoscosmos(ロスコスモス)のSergey Ryzhikov宇宙飛行士とAlexey Zubritsky宇宙飛行士、NASA=アメリカ航空宇宙局のJonny Kim宇宙飛行士です。3名が搭乗したSoyuz MS-27は、日本時間2025年12月9日10時41分にISSロシア区画の「Prichal(プリチャル)」モジュールから分離してISSを離脱。大気圏へ再突入した同船の帰還モジュールは、日本時間同日14時03分に、カザフスタン共和国の都市ジェスカスガンの南東へ着陸しました。
Duration: 00:01:00スウェーデン宇宙公社、社名を「SSC Space」に変更 2026年初めにグローバルブランドに統一
Dec 08, 2025「スウェーデン宇宙公社、社名を「SSC Space」に変更 2026年初めにグローバルブランドに統一」 スウェーデン宇宙公社=Swedish Space Corporation(SSC)は2025年12月8日、2026年初めに社名を「SSC Space」に変更すると発表しました。社名変更にあわせて、グループ全体を1つのグローバルブランドのもとに統一し、国際市場での存在感や社内の一体感を高めていく方針です。SSCによると、新しい社名「SSC Space」は、これまで親しまれてきた略称「SSC」を残しつつ、グローバルな存在感と事業の焦点をより明確に示すことを狙いとしたものです。同社でコミュニケーション部門を率いるCarina Aspenberg氏は、SSCが世界中のミッションや顧客を支えていることに触れながら、ブランドを一本化することで市場でのプレゼンスを強化し、社員が共有できる誇りとエンゲージメントの文化を育みたいとコメントしています。今回の社名変更にあわせて、グループ会社の名称も順次「SSC Space」ブランドに統一されます。子会社の「LSE Space」と「Aurora Technology」の社名も、「SSC Space」を冠した名称に改められる予定です。これにより、これまで別ブランドとして展開してきた事業も含めて、組織全体を1つのグローバルブランドのもとで展開していく体制になります。
Duration: 00:01:34NASAの「ローマン宇宙望遠鏡」組み立て完了 打ち上げに向け最終試験へ
Dec 05, 2025「NASAの「ローマン宇宙望遠鏡」組み立て完了 打ち上げに向け最終試験へ」 NASA=アメリカ航空宇宙局は2025年12月4日付で、「ナンシー・グレース・ローマン宇宙望遠鏡(Nancy Grace Roman Space Telescope)」の組み立てが完了したことを発表しました。ローマン宇宙望遠鏡は、ハッブル宇宙望遠鏡(HST)と同じ直径2.4mの主鏡を備えた、NASAの新たな宇宙望遠鏡です。計画段階では「Wide Field Infrared Survey Telescope(広視野赤外線サーベイ望遠鏡)」の頭文字から「WFIRST」と呼ばれていましたが、NASAで最初の主任天文学者を務めた人物であり、「ハッブル宇宙望遠鏡の母」とも呼ばれるナンシー・グレース・ローマン氏にちなんで命名されました。
Duration: 00:00:49デカトロンら4機関が船内活動用宇宙服「EUROSUIT」を開発 2026年にISSで欧州宇宙飛行士が試験へ
Dec 05, 2025「デカトロンら4機関が船内活動用宇宙服「EUROSUIT」を開発 2026年にISSで欧州宇宙飛行士が試験へ」 フランスのスポーツ用品大手デカトロン(DECATHLON)は2025年12月5日、フランス国立宇宙研究センター(CNES)、SPARTAN SPACE、MEDESとの共同プロジェクトとして、国際宇宙ステーション(ISS)で試験予定の船内活動(IVA)用宇宙服プロトタイプ「EUROSUIT(ユーロスーツ)」を発表しました。今回発表された「EUROSUIT」は、打ち上げ時や地球への帰還時といったクリティカルなフェーズにおいて、宇宙飛行士の安全性と人間工学的特性を向上させることを目的に設計された船内用宇宙服です。最大の特徴は、スポーツウェア開発で培われた人間工学とテキスタイル技術が反映されている点です。約2分以内という短時間で宇宙飛行士が自ら着脱できるほか、微小重力環境で体が自然に伸びる現象に対応した長さ調整機構や、体格にフィットするヘルメット、可動性を高めた関節部などを備え、高い運動性と保護性能を両立させています。
Duration: 00:01:15火星のクレーター?実は… 地球観測衛星が捉えた「サハラの目」
Dec 04, 2025「火星のクレーター?実は… 地球観測衛星が捉えた「サハラの目」」 赤い大地と同心円状の地形が火星を思わせるこちらの画像。実は、地球の“ある場所”を観測したデータから作成されたものなんです。その場所とは、アフリカのモーリタニアにある直径約50kmの「リシャット構造(Richat Structure)」。
Duration: 00:00:24JAXAが「H3」ロケット8号機の打ち上げ延期を発表 「みちびき」5号機を搭載
Dec 03, 2025「JAXAが「H3」ロケット8号機の打ち上げ延期を発表 「みちびき」5号機を搭載」 JAXA=宇宙航空研究開発機構は2025年12月3日、内閣府の準天頂衛星システム(QZSS)「みちびき」の測位衛星「みちびき」5号機(QZS-5)を搭載する「H3」ロケット8号機の打ち上げを延期すると発表しました。H3ロケット8号機は2025年12月7日11時30分~12時30分に打ち上げられる予定で準備が進められていましたが、JAXAはロケット2段目の搭載機器のひとつであるIMU(慣性センサユニット、慣性計測装置)に確認が必要な事象が認められたため、打ち上げを延期すると述べています。また、新たな打ち上げ日については、決定次第発表するということです。なお、H3ロケット8号機の打ち上げ予備期間は2025年12月8日~2026年1月31日が確保されています。
Duration: 00:01:03ずらり勢揃い! ISSに3か国から合計8機の宇宙船・補給船が滞在中
Dec 03, 2025「ずらり勢揃い! ISSに3か国から合計8機の宇宙船・補給船が滞在中」 こちらは、ISS=国際宇宙ステーションに2025年12月1日付で結合されている有人宇宙船と無人補給船の配置を示した図。数えてみると、宇宙船と補給船が4機ずつ、合計8機も訪れているのがわかります。この状況、実はとても貴重なのです。
Duration: 00:00:27QPS研究所の小型SAR衛星14号機「クシナダ-I」初画像公開 国内外5か所を観測
Dec 02, 2025「QPS研究所の小型SAR衛星14号機「クシナダ-I」初画像公開 国内外5か所を観測」 株式会社QPS研究所は2025年11月28日、同社の小型SAR(合成開口レーダー)衛星「QPS-SAR 14号機」、愛称「ヤチホコ-I」で取得した初画像を公開しました。ヤチホコ-Iはアメリカ企業Rocket Lab(ロケットラボ)の「Electron(エレクトロン)」ロケットで日本時間2025年11月6日に打ち上げられ、同日午前に収納型アンテナの展開に成功していました。QPS-SARは分解能1.8mの通常モードと分解能46cmの高精細モードで観測が可能です。今回公開された画像はいずれも高精細モードで取得されたもので、2025年11月25日に福島県福島市と福岡県北九州市、2025年11月26日に香川県の小豆島とカザフスタンのアルマトイ、それにアメリカ・ペンシルベニア州のフィラデルフィアをそれぞれ観測したものとなります(いずれも現地時間)。
Duration: 00:01:13三菱電機が準天頂衛星システム「みちびき」7号機を公開 2026年2月打ち上げ予定
Dec 01, 2025「三菱電機が準天頂衛星システム「みちびき」7号機を公開 2026年2月打ち上げ予定」 三菱電機は2025年12月1日、測位衛星「みちびき」7号機(QZS-7)を報道関係者に公開しました。「みちびき」7号機は内閣府の準天頂衛星システム(QZSS)「みちびき」を構成する衛星のひとつで、2026年2月1日に「H3」ロケット9号機で打ち上げられる予定です。「みちびき」はアメリカの「GPS」との互換性を確保した日本の衛星測位システムで、日本版GPSとも呼ばれます。
Duration: 00:00:40JAXA、「みちびき」7号機を搭載する「H3」ロケット9号機の打ち上げ予定日を発表
Dec 01, 2025「JAXA、「みちびき」7号機を搭載する「H3」ロケット9号機の打ち上げ予定日を発表」 JAXA=宇宙航空研究開発機構は2025年12月1日、内閣府の準天頂衛星システム(QZSS)「みちびき」の測位衛星「みちびき」7号機(QZS-7)を搭載する「H3」ロケット9号機の打ち上げ予定日を発表しました。JAXAによると、H3ロケット9号機の打ち上げ予定日および時間帯は日本時間2026年2月1日16時30分~18時00分、打ち上げ予備期間は2026年2月2日~2026年3月31日です。「みちびき」はアメリカの「GPS」との互換性を確保した日本の衛星測位システムです。これまでは4機体制で運用されてきましたが、内閣府は測位精度のさらなる向上と、他国の衛星測位システムに依存せず「みちびき」だけで持続的な測位を実現するべく、2026年度からは7機体制、将来的には11機体制で運用することを目指しています。
Duration: 00:01:09韓国でヌリ号ロケット4回目の打ち上げ実施 13機の衛星を軌道に投入
Dec 01, 2025「韓国でヌリ号ロケット4回目の打ち上げ実施 13機の衛星を軌道に投入」 韓国で日本時間2025年11月27日に、「ヌリ号」ロケット4回目の打ち上げが実施されました。搭載されていた13機の衛星は目標の軌道に投入されたことを、KARI=韓国航空宇宙研究院が報告しています。打ち上げに関する情報は以下の通りです。次世代中型衛星3号は科学研究と技術検証を目的とした衛星で、バイオ3Dプリンターと幹細胞分化培養装置を含む実験装置「BioCabinet」、宇宙プラズマ・磁場測定器「IAMMAP」、宇宙用広視野大気光観測器「ROKITS」が搭載されています。
Duration: 00:00:46ロシアが宇宙船「ソユーズMS-28」を打ち上げ 約3時間後にISSへ到着
Nov 30, 2025「ロシアが宇宙船「ソユーズMS-28」を打ち上げ 約3時間後にISSへ到着」 ロシアの国営宇宙企業Roscosmos(ロスコスモス)は、日本時間2025年11月27日に「Soyuz(ソユーズ)2.1a」ロケットの打ち上げを実施しました。搭載されていた宇宙船「Soyuz(ソユーズ)MS-28」は無事に軌道へ投入され、ISS=国際宇宙ステーションに到着したことを、RoscosmosやNASA=アメリカ航空宇宙局が発表しています。打ち上げに関する情報は以下の通りです。Soyuz MS-28にはRoscosmosのSergey Kud-Sverchkov宇宙飛行士とSergei Mikaev宇宙飛行士、NASAのChris Williams宇宙飛行士が搭乗しました。
Duration: 00:00:49中国が宇宙船「神舟22号」を無人で打ち上げ 3時間半後に中国宇宙ステーションへ到着
Nov 28, 2025「中国が宇宙船「神舟22号」を無人で打ち上げ 3時間半後に中国宇宙ステーションへ到着」 中国は日本時間2025年11月25日に「長征2号F」ロケットの打ち上げを実施しました。搭載されていた宇宙船「神舟22号」は予定されていた軌道へ無事投入され、CSS=中国宇宙ステーション「天宮」へのドッキングにも成功したことを、CMSA=中国載人航天工程弁公室(中国有人宇宙プロジェクト弁公室)や中国メディアが伝えています。打ち上げに関する情報は以下の通りです。神舟22号は、現在CSSに滞在している張陸(ちょう・りく)宇宙飛行士、武飛(ぶ・ひ)宇宙飛行士、張洪章(ちょう・こうしょう)宇宙飛行士が地球への帰還時に使用する宇宙船です。
Duration: 00:00:53NASAがミッション終了前の補給船をISSから一時的に分離 その理由は?
Nov 26, 2025「NASAがミッション終了前の補給船をISSから一時的に分離 その理由は?」 NASA=アメリカ航空宇宙局は2025年11月24日付で、ISS=国際宇宙ステーションに結合されていたCygnus(シグナス)補給船運用23号機を分離したと発表しました。といっても、今回のCygnus補給船のミッションが終了したわけではなく、数日後には再びISSに結合される予定なのだといいます。こちらの画像は、現在ISSで長期滞在中のJAXA=宇宙航空研究開発機構の油井亀美也宇宙飛行士が撮影したCygnus補給船。
Duration: 00:00:40NASAがボーイングの「スターライナー」に関する契約内容の変更を発表
Nov 26, 2025「NASAがボーイングの「スターライナー」に関する契約内容の変更を発表」 NASA=アメリカ航空宇宙局は2025年11月24日付で、航空機大手Boeing(ボーイング)が開発中の新型宇宙船「Starliner(スターライナー)」に関する契約の変更を発表しました。Starlinerはアメリカ企業SpaceX(スペースX)の宇宙船「Crew Dragon(クルードラゴン)」とともに、NASAの「Commercial Crew Program(CCP、商業乗員輸送計画)」のもとで開発がスタートした有人宇宙船です。これまでに2回の無人飛行試験と1回の有人飛行試験を実施しています。初飛行となった2019年の無人飛行試験「Orbital Flight Test(OFT)」では、機内のタイマーの問題で計画通りの軌道に投入できず、ISS=国際宇宙ステーションへの到達を断念して地球に帰還。2022年の2回目の無人飛行試験Orbital Flight Test-2(OFT-2)」ではISSへの往復に成功し、試験目標の達成が報告されました。
Duration: 00:01:09JAXAの「小型実証衛星4号機」を搭載した米企業のロケット打ち上げ予定日時が決定
Nov 25, 2025「JAXAの「小型実証衛星4号機」を搭載した米企業のロケット打ち上げ予定日時が決定」 JAXA=宇宙航空研究開発機構は2025年11月25日、革新的衛星技術実証4号機として打ち上げられる9機の衛星のうち、「小型実証衛星4号機(RAISE-4)」の打ち上げ予定日時が決定したことを発表しました。JAXAによると、小型実証衛星4号機を搭載するアメリカ企業Rocket Lab(ロケットラボ)の「Electron(エレクトロン)」ロケットは、ニュージーランドのマヒア半島にあるロケットラボの第1発射施設から日本時間2025年12月5日12時00分に打ち上げられる予定です。また、Rocket Labの打ち上げミッションの名称は、小型実証衛星4号機にちなんで「RAISE And Shine」と命名されています。
Duration: 00:00:51ブルー・オリジンが「ニューグレン」のアップグレード計画を発表 大型化した新型の開発も
Nov 21, 2025「ブルー・オリジンが「ニューグレン」のアップグレード計画を発表 大型化した新型の開発も」 アメリカ企業Blue Origin(ブルー・オリジン)は2025年11月20日付で、同社の「New Glenn(ニューグレン)」ロケットのアップグレード計画を発表しました。New GlennはBlue Originが開発した2段式液体燃料ロケットです。ブースター(1段目)は最低でも25回の再使用が可能な設計で、推進剤に液化天然ガス(LNG)と液体酸素を採用した同社の「BE-4」エンジン7基と着陸脚を搭載。上段(2段目)は推進剤に液体水素と液体酸素を採用した同社の「BE-3U」エンジン2基を搭載しています。
Duration: 00:00:48インターステラテクノロジズの「ZERO」初号機、日米3衛星が新たに搭載決定 計7機に
Nov 19, 2025「インターステラテクノロジズの「ZERO」初号機、日米3衛星が新たに搭載決定 計7機に」 インターステラテクノロジズ株式会社は2025年11月19日、小型人工衛星打ち上げロケット「ZERO(ゼロ)」初号機の新たな顧客として、日米の3衛星が決定したと発表しました。今回追加されたのは、「東京大学 宇宙資源連携研究機構(CSRI)」、米国の私立学校「Fulton Science Academy」、米国企業「Lothan Space」の3機関です。同社はこれらの教育・研究目的のキューブサットについて、打ち上げ契約を締結したとしています。この3衛星の追加により、ZERO初号機に搭載される衛星は日本・アジア・米国の計7機となります。また、自社の衛星分離機構の実証を行う韓国・DALRO Aerospaceを含め、ZERO初号機の顧客は計8企業・団体・大学に拡大しました。
Duration: 00:01:01スペースX、欧米の地球観測衛星「Sentinel-6B」を打ち上げ
Nov 18, 2025「スペースX、欧米の地球観測衛星「Sentinel-6B」を打ち上げ」 アメリカ企業SpaceX(スペースX)は日本時間2025年11月17日に「Falcon 9(ファルコン9)」ロケットの打ち上げを実施しました。搭載されていた地球観測衛星は予定通りの軌道に投入されたことを、SpaceX、NASA=アメリカ航空宇宙局、ESA=ヨーロッパ宇宙機関が公式サイトやSNSにて報告しています。打ち上げに関する情報は以下の通りです。Sentinel-6Bは、NASA、ESA、EUMETSAT=欧州気象衛星機構、NOAA=アメリカ海洋大気庁などが開発した、海洋観測を行う衛星です。
Duration: 00:00:44シエラ・スペースがドリームチェイサー牽引試験時の画像公開 初飛行は2026年後半を予定
Nov 17, 2025「シエラ・スペースがドリームチェイサー牽引試験時の画像公開 初飛行は2026年後半を予定」 こちらは、アメリカ企業Sierra Space(シエラ・スペース)が開発中の宇宙往還機(スペースプレーン)「Dream Chaser(ドリームチェイサー)」の1号機「Tenacity(テナシティ)」が、地上で牽引試験を受けた時の様子。Dream Chaserの初飛行に向けた試験の進捗状況公表にあわせて、Sierra Spaceが2025年11月13日付で公開しました。試験はアメリカ・フロリダ州の打ち上げ・着陸施設(LLF: Launch and Landing Facility、旧シャトル着陸施設)で実施。大型トラックがDream Chaserを高速で牽引し、滑走路へ着陸した時の挙動をシミュレートするとともに、自律航法のパラメータが検証されました。
Duration: 00:00:54中国の宇宙船「神舟21号」が「神舟20号」のクルーを乗せて地球に帰還 その理由は
Nov 14, 2025「中国の宇宙船「神舟21号」が「神舟20号」のクルーを乗せて地球に帰還 その理由は」 CMSA=中国載人航天工程弁公室(中国有人宇宙プロジェクト弁公室)は2025年11月14日付で、宇宙船「神舟20号」のクルーが別の宇宙船「神舟21号」で地球に無事帰還したと発表しました。帰還したのは中国の陳冬(ちん・とう)宇宙飛行士、陳中瑞(ちん・ちゅうずい)宇宙飛行士、王傑(おう・けつ)宇宙飛行士です。2025年4月に神舟20号でCSS=中国宇宙ステーションに到着した3名は、2025年11月1日に打ち上げられてCSSに到着した神舟21号のクルー3名と交替して、2025年11月5日に神舟20号で帰還する予定でした。
Duration: 00:00:56ブルー・オリジンが「ニューグレン」2号機を打ち上げ NASA探査機の軌道投入とブースター海上着陸に成功
Nov 14, 2025「ブルー・オリジンが「ニューグレン」2号機を打ち上げ NASA探査機の軌道投入とブースター海上着陸に成功」 アメリカの民間企業Blue Origin(ブルー・オリジン)は、日本時間2025年11月14日に新型ロケット「New Glenn(ニューグレン)」の2回目の打ち上げを実施しました。搭載されていたNASA=アメリカ航空宇宙局の探査機は無事に分離されたことを、Blue OriginとNASAが報告しています。打ち上げに関する情報は以下の通りです。ESCAPADEは宇宙天気(太陽活動による宇宙環境の変動)に対する火星のリアルタイムの反応や、火星の弱い磁気圏が時間とともに変化する様子を明らかにすることを目的としたミッションです。
Duration: 00:00:45JAXA、「みちびき」5号機を搭載する「H3」ロケット8号機は12月7日に打ち上げへ
Nov 13, 2025「JAXA、「みちびき」5号機を搭載する「H3」ロケット8号機は12月7日に打ち上げへ」 JAXA=宇宙航空研究開発機構は2025年11月12日、内閣府の準天頂衛星システム(QZSS)「みちびき」の測位衛星「みちびき」5号機(QZS-5)を搭載する「H3」ロケット8号機の打ち上げ予定日を改めて案内しました。JAXAによると、H3ロケット8号機の打ち上げ予定日および時間帯は日本時間2025年12月7日11時30分~12時30分、打ち上げ予備期間は2025年12月8日~2026年1月31日です。12日付の発表に添付された打上げ計画書によれば、「みちびき」5号機は発射から29分26秒後にH3ロケットの2段目から分離される予定です。
Duration: 00:00:56ロケットラボが新型ロケット「ニュートロン」の初飛行を先送り 2025年には実施せず
Nov 12, 2025「ロケットラボが新型ロケット「ニュートロン」の初飛行を先送り 2025年には実施せず」 アメリカ企業Rocket Lab(ロケットラボ)は、現在開発中の新型ロケット「Neutron(ニュートロン)」の初飛行を当初の予定から先送りすることを明らかにしました。Neutronは全高43m・フェアリング直径5mの2段式ロケットです。メタンを使用する液体燃料ロケットエンジン「Archimedes」を1段目に9基、2段目に1基搭載。1段目は再使用に対応し、着陸脚を備えます。開閉式のフェアリングが1段目に取り付けられていて、ペイロード(搭載物)と2段目を丸ごと1段目の内部に格納するというユニークな形態を採用。打ち上げ能力は低軌道に13トン、火星や金星への遷移軌道に1.5トンとされています。
Duration: 00:00:54AeroFlex、火星探査飛行機の実験機をJAXAに納入 成層圏での飛行実験へ
Nov 12, 2025「AeroFlex、火星探査飛行機の実験機をJAXAに納入 成層圏での飛行実験へ」 筑波大学発ベンチャーのAeroFlexは2025年10月、火星探査に向けた高高度滑空実験用の「火星探査飛行機(実験機)」をJAXAに納入したことを11月12日に発表しました。同社はJAXAの大山研究室と共同で、着陸機から放出して滑空しながら地表観測を行う“火星探査飛行機”の研究開発を進めています。火星は地球より大気が極めて希薄で低温のため、地上約30kmの成層圏を利用することで、地球上でも近似条件での飛行挙動を検証できるとしています。実験は気球に機体を吊り下げて海上へ放球し、高度30kmで切り離して滑空させ、回収までを行う計画です。AeroFlexは設計から通信システムの開発・製造までを独自に実施しています。主な仕様は次のとおりです。
Duration: 00:01:05FAAが米国内主要空港の最大10%減便を発表 昼間の商業ロケット打ち上げも制限
Nov 08, 2025「FAAが米国内主要空港の最大10%減便を発表 昼間の商業ロケット打ち上げも制限」 過去最長を記録したアメリカの連邦政府機関一部閉鎖、その影響が広がっています。FAA=アメリカ連邦航空局は2025年11月7日付で、アメリカ国内からの商業ロケット打ち上げの一部時間帯における制限を含む、空の安全確保のための措置を発表しました。今回の措置は、政府機関の一部閉鎖にともなう航空管制官やパイロットの負担を軽減し、最高水準の安全を維持することが目的とされています。公務員であるアメリカの航空管制官は政府機関の一部閉鎖が始まってからは無給で働き続ける状況で、欠勤する管制官もいることから人員が不足していると伝えられています。
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