語り継ぐコトノハ ほのぼのRADIO
By: Keigo Yoneda
Language: ja
Categories: Religion, Spirituality, Buddhism
浄土真宗本願寺派信行寺の老僧が語る仏教、念仏、そして人間とは。 父である前住職は広島県の瀬戸内海に浮かぶ島、浄土真宗の信仰を持つ在家の家庭に育ち、京都で仏教を学んで浄土真宗の僧侶となりました。そして、縁あって神戸市の信行寺住職を約40年務めました。自坊で法話を毎月続けてきた父である前住職の声を少しずつ届けていけたらと思います。
Episodes
ひとやさき、人や先
Dec 14, 2025そのままをそのままに聞く、難しさ
Duration: 00:09:18人間のおろかさ
Nov 23, 2025老病死をみながらも、自分のこととは思わないで生きている。
Duration: 00:17:48木魚
Nov 10, 2025自身の姿を知らされる・本当の自分に会うこと
Duration: 00:16:29法名・仏弟子となる
Nov 02, 2025戒名とはいわない。
仏法僧に帰依する=仏弟子
Duration: 00:20:03疑いの蓋(フタ)
Oct 26, 2025難信 易行(他力念仏の教え) 易信 難行(世間の考え方)
Duration: 00:16:42足元がしっかりしているということ
Oct 12, 2025浄土真宗
教行信証のなかで3か所で言及される
大無量寿経 本願成就している
選択本願念仏
帰依 立っておれるところがある=足元
Duration: 00:12:51雑草のように生きる
Oct 05, 2025有相=方便 無相=真如法性
Duration: 00:15:49日々これ新たなり
Sep 25, 2025目が開いている
明るくないと見えない
無碍光 どんあものがあっても邪魔にならない
Duration: 00:14:37深重(じんじゅう)
Sep 16, 2025重いという意味
重ねるという意味
Duration: 00:15:50他力・自力が役に立たない世界
Sep 07, 2025兄弟の縁と親の願い
Duration: 00:15:57声になって私にとどく
Sep 02, 2025死んで終わりではない。
どこに向かっているのか。
お浄土に生まれいくいのちを生きている。
南無阿弥陀仏は大悲のこころ。
名号は声になって私にとどく。
歳を取らないと知れないこと、感じれないことがある。
Duration: 00:17:30ぬくもり
Aug 26, 2025生きているだけでいい。
そうすれば仏さまにであうこともできる。
ひかりはぬくもり。
Duration: 00:15:55真実のことば
Aug 18, 20252025年8月夏期特別法座の音源になります。
Duration: 01:02:06そのまま そのまま?
Aug 11, 2025信順 信
Duration: 00:18:28お盆に想う
Aug 05, 2025人との別れを通して想うこと
母の思い出と念仏
Jul 22, 2025父の恩は山より高し
母の恩は海より深し
Duration: 00:11:52弟子一人も持たず
Jun 29, 2025お釈迦様の弟子としてのありかた。
Duration: 00:16:41わたし一人のための本願
Jun 22, 2025法蔵菩薩 親鸞一人がためなり
Duration: 00:15:28ありがたいと受けとめる人生
Jun 17, 2025悪ということ
欲を満たすことが幸せではない。過去は変えられない。しかし、今と未来は変えることができる。
Duration: 00:16:07古池や!
Jun 09, 2025松尾芭蕉の俳諧の中でも有名な「古池やかわず飛び込む水の音」
Duration: 00:20:17しあわせ
May 29, 2025お多福 天狗
Duration: 00:16:10人生に問いをもつ
May 22, 2025近代化、資本主義の社会のなかで忘れてこられたこころの世界
Duration: 00:24:00おかげさま ありがとう
May 11, 2025人間が動物と違うところ。仏様の声を聞けるということ。
Duration: 00:16:14凡夫として生きる
May 04, 2025無明 自己中心的な私の姿
悪者を作らない生き方
Duration: 00:18:54命の帰るところ
Apr 28, 2025人生の方向づけ
Duration: 00:17:48生命 生きる使命
Apr 21, 2025四苦八苦
Duration: 00:20:12時 とき
Apr 14, 2025人生は時という道
Duration: 00:16:42努力を超えた世界
Apr 06, 2025他力とは?努力、ハカライを超え、お慈悲に出会う世界
Duration: 00:12:504月8日釈尊降誕会
Apr 01, 2025天上天下唯我独尊
今日で語り継ぐコトノハ配信1周年です。
いつも聞いてくださる皆様とのご縁に感謝です。これからもどうぞよろしくお願いします。
Duration: 00:21:22あるがままに見れない私
Mar 23, 2025悪人こそが救いの目当てと知らされて…
Duration: 00:20:26春の彼岸
Mar 17, 2025彼岸とは光明の世界
人間は鏡を使う 鏡の前に立たないと自分の姿が見えない。
Duration: 00:17:57歎異抄について(後編)
Mar 09, 2025弥陀の本願まこと
Duration: 00:14:49歎異抄について(前編)
Mar 02, 2025み仏を呼ぶ声は み仏のわれを呼びますみ声なりけり
Duration: 00:17:53聞こえたまんま
Feb 24, 2025信じて疑わない、疑いが無いの違い
聞こえたまま。
Duration: 00:16:18とどけられる言葉
Feb 10, 2025私たちの本当の願いが成就する世界
Feb 02, 2025無碍光
Jan 28, 2025反省はプラス思考
Jan 19, 2025おかげさま
Jan 12, 2025今年は巳年
Jan 07, 2025明けましておめでとうございます。
Dec 31, 2024お経にあう
Dec 23, 2024行って帰ります…ただいま!
Dec 16, 2024黄昏(たそがれ)誰そ彼
Dec 08, 2024疑いが無い
疑わない この二つは全く違う
声によって知る世界
Duration: 00:18:39慈悲の雨
Dec 01, 2024一生懸命がんばれたことが大事
Nov 24, 2024有り難いご縁
Nov 17, 2024念仏してたすかるのではなく
念仏でたすかるのです
すでに成就している
たすけたまえは助けてくださいという意味ではない
Duration: 00:12:02法事をつとめる意味
Nov 10, 2024愚禿 ぐとく
Nov 03, 2024南無阿弥陀仏の姿を心得る
煩悩を離れられない私
念仏しんさいや、と仏さまがおっしゃる
(番外編) 孫に一言
Nov 02, 2024前住職83歳の誕生日に孫(20代)にメッセージをお願いしました…
Duration: 00:05:58仏縁に育まれる土徳
Oct 27, 2024母親との思い出 最後に聞いた言葉が今でも耳から離れない
今、何をしていきているのか。
因果の道理 身口意の行為とその結果
仏縁を育む土徳
Duration: 00:15:57当てにならない自力の世界
Oct 20, 2024確かでないものの上に生きている
念仏となえて生きていきんさいや、と仏さまが呼びかけている
念仏によって虚しくない人生になっていく。
私の口をとおして現れる仏さまが念仏
如来さまの願われる世界
Oct 13, 2024人生穴のあいたバケツやザルで水を汲み出すようなもの
本願力にあいぬれば
むなしくすぐるひとぞなき
むなしく過ごすということのない人生にするのが如来さまのハタラキ
念仏は自力で考えて称えるものではない
なんまんだぶつ称えておくれと如来さまが願われる世界
如(真実)がわたしのところに来てくれている
なんまんだぶつ(仏さま)に出逢えた幸せ
Oct 06, 2024信行寺彼岸法要の法話より
ジンの最期の話
念仏セッション
Duration: 00:06:58お浄土を観ることのできぬ私が歩む道
Sep 30, 2024信行寺彼岸法要の法話より
お浄土を観る
日想観 水想観 土想観
天水がたまった池
煩悩のない世界 浄らかな国土 浄土
智恵と知識は違う
智慧は全てをあるがままにみる無分別の智慧
知識は二元論が基本になっている分別の世界
お浄土と阿弥陀さま
Sep 24, 2024無量光明土 かぎりない光の世界
光明の世界
私たちの見えていない世界を知らせるハタラキ
会うということは姿を見るということだけではなく、
その心に出逢うということ
お彼岸
Sep 16, 2024ご恩返し
Sep 08, 2024自信教人信 難中転更難
大悲伝普化 真成報仏恩
Duration: 00:17:23なんにもいらんのよのぅ
Sep 03, 2024自在人 じざいにん
Aug 25, 2024無碍 自在
Duration: 00:16:58他力の船にのせられて
Aug 18, 2024他力のほんとうの意味
Aug 11, 2024お盆によせて(後半)
Aug 04, 2024お盆によせて
Jul 28, 2024いのちは自分のものか?
Jul 21, 2024人生すべて学びの場
Jul 14, 2024学べば学ぶほど知らないことが分かります。
それが成長するということ。
私たちを仏にするために釈尊がおでましになった。
福・禄・寿
この3つを人はもとめる。(欲の世界)
「はやかったのー」 が人生の時間の実感…
ほとけさまのお心がわたしの心にとどいて
私がほとけになる道を歩まさせてもらう。
この人生終わったら、あなた何処にいくのですか?
はい、お浄土に生まれさせてもらいます。。
Duration: 00:19:57大切なひとの死を無駄にしない
Jul 07, 2024法を聞くということ。
難中の難
死をわすれることは生を忘れることになる
死を身近に実感することはかえって生の充実を思うことができる。
当事者として法をきく
故人の死を無駄にしないことになる。
生きるということは死なずにいることではない。
生命を活かしているということ
足るを知る 満足するこころを求めるが、欲が満足しない。
欧米の考え方から「愛」ということがよく言われるが
それは仏教のお慈悲という世界とは違う。
Duration: 00:14:21一度かぎりの尊い道を今歩いている
Jun 30, 2024東井義雄先生のことばを味わう、、。
Duration: 00:18:37コトバ、声となられた仏さまの徳
Jun 24, 2024知識でなく智慧
Jun 16, 2024座禅をしてみたけれど…
Jun 09, 2024悪いことを止めて良いことをするという道
心を沈めてきれいな心にしていく道(禅の考え方)
どちらも努力が必要。
努力が通じる世界と努力が及ばない世界の両方があり、
生老病死は努力ではどうしょうもない、、。
幽霊には足がない。それは今を生きていないということ。
煩悩は漏れるもの(有漏)
数息観
南無阿弥陀仏は成就された功徳が全て届けられているすがた
虚しく過ぎない人生
今、息を引きとってもオッケーかどうか。
Duration: 00:23:06浄土真宗の信心とは?
Jun 02, 2024自分の心は基本的に同じでない。変わる心で信じるということは、信じていないという心に変わる。
不疑、疑わないのではなく、無疑。疑いが無いことを信という。これを他力の信心と親鸞聖人が言われる。
一本道は迷いようが無い。
信知。信というのは知ること。
生きるということは道を歩くということ。
この道をまっすぐこいよ、という阿弥陀さんの呼び声を聞く。
Duration: 00:14:55二河白道 後半
May 26, 2024「二河白道」前半
May 19, 2024光明と名号(南無阿弥陀仏)の因縁によって救われる。
如来様が呼んでくださる声に信順する。
善導大師の解かれた「二河白道」のたとえ。
自分が意識していることだけが全てではない。
自分で生きている、と思っているが、生かされているのが現実。そこに気づかないでいるのが私たちの姿。
西に向かっていく。西は安らぐ世界を指す。
欲と怒りの心が自己中心の無痴無明の心から出てくる。
人生の虚しさを感じるとき。
その時、自分の力の限界を感じる。
Duration: 00:14:11無量寿の命を生きる
May 12, 2024無量寿の中の今日一日を生きている。
正定聚
歎異抄
無始よりこのかた、迷いを続ける私を阿弥陀様が仏にするために働いてくださる。そのはたらき。
歴史的な事実を言うのではない。
いま、口に念仏となって出てくださる「南無阿弥陀仏」
は法蔵菩薩が阿弥陀仏となられた姿
お浄土に生まれてくれよ!
世の中の姿は全てお経に説かれてあるとおり。
自分がしてると思うのは間違い、みんな周りにそうさせてもらってる。
人生は舞台に上がってるようなもの。
みんな舞台に上がってる、もう降りる時が来たら舞台から降りなければならない。それが死ぬということ。
Duration: 00:11:34死や別れをどう受け止める
May 05, 2024親鸞は弟子一人も持たない。
「愚禿」親鸞
お経はこの世の中の現実を書いている。
みんな死んでいかなくてはならない。わたしもその例外ではない。
今日の今が大事なんだよ。大切に生きて仏になる命を生きて行くんだよ。
自分の周りの人みんなを仏様として拝む。
御同朋 御同行
あなたに出会えてよかった。人生の大事なことを教えてもらった本当にありがとう。
これが人との別れだと思う。そして別れても心に残っていき力となっていく。
孫に語る「和の世界」
Apr 28, 2024今回は孫の問いに答えるかたちで浄土真宗の僧侶であるということの意味を語る。
仏様というのは「和の世界」に生きている人。
心が安らぐこと。
涅槃というのは「和の世界」が見つかったということ。
仏教は主義ではない。
「和をもって尊しとなす」聖徳太子
自信教人信 以外に何があるのか…
「これは何事ぞ」親鸞聖人の言葉
みんなに支えられての今を感謝する。
今日も一日ありがとう!
初心にかえる
Apr 21, 2024何故に 捨てける身ぞと おりおりは
姿を恥じよ 墨染めの袖
西行法師
初心にかえることの大切さ
善だと思っていることも続かないのが人間の悲しい現実
善だと思っていたものが、いつの間にか善ではなくなっていた…
全ては結局借りもの。手ぶらで生まれ、そして全てこの世に置いて死んでいく
しかし、借りものは粗末にしてはいけない。大切に使わせていただく。そして次の代の者に置いていく。
Duration: 00:15:31生きとってよかった!
Apr 15, 2024如来さんにお礼して学校に行きんさい、と親に言われて育ったエピソードを振り返って、、。
新居に仏壇はありますか?
人間が育つという中で、植物の苗に添え木をするように、そばに支えるものがいる。
人間は動物であるけれども、動物を超えていく世界を見つけていく存在。
無明とは暗闇の中で出口が分からないようなもの。
人間は明かりがないと、生きていてよかったと思えない。
念仏の声が親の声となって、人生の支えとなった経験。
Duration: 00:15:33ほとけに成るために生まれてきたんだ
Apr 07, 2024今日は4月8日花まつり、お釈迦様がご誕生された日をお祝いする日です。
生まれてすぐに7歩あるかれたというエピソードが物語るのは六道の迷いの世界を1歩出た悟りの世界を示されたということ。
私たちは何のために生まれてきたのか。
死んでいくためじゃない、迷いの世界を出て
仏に成るために生まれてきたんです。
先生がかつて言われた言葉「ご恩が身に染みるの〜」
その心が今ではよく分かるようになりました。
仏様の教えによって自分では見えない世界を知らせていただく。
有難いいのちを生きさせてもらったと
この世の最後に思うことが幸せな人生
そしてお浄土に生まれさせてもらって仏と成るのです。
Duration: 00:11:57「仏縁に育てられて」
Mar 31, 2024広島で育った在家出身の前住職(老僧)の生い立ち、
そしてなぜ僧侶となったのか。
ご縁あって広島から神戸のお寺(信行寺)に入る。
住職としての勤めと法話を続けてきた想い。
人間の間(ま)とは人をいたわる心。
煩悩のこころ、欲と怒りと無明。
Duration: 00:24:35